ニーチェの本棚 › 読解ノート › 喜ばしき知識 › §42 労働と退屈 §42 労働と退屈 『喜ばしき知識』 | 初出 2014-10-15 普通の人間は報酬を目当てに労働する。しかし、芸術家、思想家、狩人、冒険家、遊び人といった人々は、仕事の喜びのために、多額の実入りに見向きもしない。 彼らは喜びのためなら、苦痛を感受する。喜びを味わえないことには無精で、たちまち貧困で退屈になる。しかし、退屈は独創的な人々にとっては、必要な「凪」なのだ。彼らは不快な凪を辛抱し、次の風のために耐え忍ぶ。なんと、凡人には望み得ない境地だろうか?!退屈さを追い払おうとするのは、凡人の証拠である。 前の節§41 後悔することなく 次の節§43 法律が語るもの 原典で読む この記事は『喜ばしき知識』の要約と解説です。原典や入門書を選ぶなら、ニーチェの本棚でおすすめ5冊を難易度つきで比較しています。