ニーチェの本棚 › 読解ノート › 喜ばしき知識 › §2 知的良心 §2 知的良心 『喜ばしき知識』 | 初出 2014-10-14 ありきたりの人々は、生存の不確実さと曖昧さの中に身を置きながら、問を発することさえしない。それどころか、そうした問に無関心ですらある。だから、根拠もなくもろもろのことを信じて、それを頼りに生きているのだ。これは知的良心に欠けた、恥ずべき生き方である。才気爆発の男たちや洗練された極上の女たちでさえも、ありきたりの生き方に甘んじている。 これに対し、理性に憎悪を抱くことは、知的良心の疼きであり、好ましい。 前の節§1 生存の目的の教師 次の節§3 高貴と低俗 原典で読む この記事は『喜ばしき知識』の要約と解説です。原典や入門書を選ぶなら、ニーチェの本棚でおすすめ5冊を難易度つきで比較しています。