ニーチェの本棚 › 読解ノート › 喜ばしき知識 › §59 我ら芸術家 §59 我ら芸術家 『喜ばしき知識』 | 初出 2014-11-06 我々は女性をひとたび愛せば、愛を神格化してしまい、彼女の皮膚の内側のおぞましい生理的側面から目をそらそうとする。女性の生理を意識することは、愛に対する攻撃のように感じられる。 かつて、神を信ずる者たちが、神の道徳的意志を愛するがゆえに、科学を神への攻撃と捉えたことに、よく似ている。 人間は何か感情を持てばたちまち、不都合な現実から目をそらし、夢を見続ける。我々は夢遊病者だ!たいした芸術家だ!我々は高地では無く、盤石の平地に安住している。 前の節§58 創造者 次の節§60 女性との遠隔作用 原典で読む この記事は『喜ばしき知識』の要約と解説です。原典や入門書を選ぶなら、ニーチェの本棚でおすすめ5冊を難易度つきで比較しています。