ニーチェの本棚 › 読解ノート › 喜ばしき知識 › §9 我々の噴火 §9 我々の噴火 『喜ばしき知識』 | 初出 2014-10-14 我々には太古から受け継いだ微弱な独自の性質が無数にある。 それらは長い年月で強化され、火山のように突然数世代後に噴火する。 先祖を振り返れば、ある才能や、ある道徳が全く欠けているかのように見えるだろう。それは、その時代に余りに微弱だったものが、現世代で噴火したからである。 逆に、今の時代に微弱なものが、早ければ子の世代で噴火することだろう。父親は息子を見てはじめて、自分自身を理解することになるだろう。 前の節§8 無意識の徳 次の節§10 隔世遺伝 原典で読む この記事は『喜ばしき知識』の要約と解説です。原典や入門書を選ぶなら、ニーチェの本棚でおすすめ5冊を難易度つきで比較しています。