『全米トップ校が教える 自己肯定感の育て方』書評
自己肯定感を自己受容と自己価値に分け、TGTジャーナル、ABCDEモデル、ソシオメーター理論、セルフコンパッションを日常の悩みに結びつける新書。
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Amazonで見る- 著者
- 星友啓
- 出版社
- 朝日新聞出版(朝日新書)
- 形式
- 新書・エビデンス寄り
- ASIN
- 4022951559
本の中身
心理学・脳科学の知見に沿って自己肯定感を育て直す新書です。自己肯定感を「自己受容」と「自己価値」に分け、悩みから理論へ入る6章構成。「育て方」は子育てではなく、大人が自分自身を扱う意味です。
各章は「私の自己肯定感は高いの?低いの?」「ヘマしてヘコんでいる。」「マイナスに考えがちな自分をどうにかしたい。」「心も体もだるい気がする。」「周りの目が気になる。」「自分のことが許せない。」という悩みの言葉でラベルづけされています。後半ではソシオメーター理論やセルフコンパッションの科学へ進みます。
実践にはTGTジャーナル(Three Good Things)やABCDEモデルが載っています。他者への思いやりを目標にするほうが、結果として自己肯定が上がるという逆説も特徴です。
位置づけと著者
2022年3月刊・208ページ。著者の星友啓は東京大学文学部の哲学専修課程を卒業し、テキサスA&M大学で哲学修士、スタンフォード大学で哲学博士(Ph.D. in Philosophy)を取得しました。教育学博士ではありません。スタンフォード大学哲学部の講師を務めながらオンラインハイスクールの立ち上げに参加し、2016年から同校校長です。
正直な注意点
こんな人に / 向かない人
- 悩みの言葉から入り、心理学・脳科学寄りの説明で整理したい大人
- TGTジャーナルやABCDEモデルなど、名前のあるエクササイズを試したい人
- 子育ての具体策を求める人や、自己啓発書に強い新規性を求める人には向かない可能性があります
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