『鋼の自己肯定感』書評
自己肯定感・自己有用感・自己効力感を切り分け、評価、比較、成否、不測の事態に左右されにくい考え方を、言葉・思考・行動のワークへ落とす実用書。
Kindleあり/価格・在庫はAmazonでご確認ください
Amazonで見る- 著者
- 宮崎直子
- 出版社
- かんき出版
- 形式
- 実用・自己啓発
- ASIN
- 4761276002
本の中身
本書の中核は、自己肯定感・自己有用感・自己効力感を混同しないことです。自己肯定感を「ありのままの自分を無条件に受け入れること」「自分が世界一の親友になること」と定義し、役に立てた感覚や、できるという見通しとは切り分けます。似た言葉を整理してから実践に進みたい人には、この区別が本書のいちばん明快な部分です。
自己肯定感を上下させる4大要因として、他人からの評価、他人との比較、失敗と成功、不測の事態を挙げます。そのうえで終盤に、言葉・思考・行動の三方向からワークを配置。言葉では21日間続けるアファメーション、思考では赦しのワークと「2つの声」のワーク、行動では自然に触れることや昼寝などを扱い、日常の習慣へ落とし込みます。
位置づけと著者
2022年4月刊・240ページ。著者の宮崎直子は研究者ではなく実務家・認定ライフコーチです。津田塾大学英文学科卒、イリノイ大学で社会言語学・心理言語学の修士を取得。日本NCR勤務後、シリコンバレーでIT企業のマーケティング・営業を経験し、ソフトウェア会社を起業・売却しました。心理学の学位や査読論文はありません。
シリコンバレー在住22年の実体験が事例の軸です。研究書ではなく、ライフコーチによる実用書です。
正直な注意点
こんな人に / 向かない人
- 自己肯定感・自己有用感・自己効力感の違いを整理したい人
- アファメーションを21日間続けるなど、具体的な習慣を試したい人
- 断定的なタイトルやスピリチュアルな要素を避け、確認可能な研究だけで学びたい人には向きません
電子書籍で試すなら
Kindle Unlimited対象とは限りません。最新状況をご確認ください。
Amazonで見る