本ページはプロモーション(PR)を含みます。紹介書籍のリンクはAmazonアソシエイト・リンクです。

認知行動療法の本棚

考え方のクセに気づく、穏やかな入口。

ホーム › おすすめ5選 › 本書

『悩み・不安・怒りを小さくするレッスン』書評——総合力のある新書入門

2026-07-22|認知行動療法の本棚 編集室

★★★★★4.6 / 5.0(編集室評価)

結論: 身近な悩みからCBTの幅広い技法を見渡したい人の最初の一冊。専門知識なしで読める一方、深い専門書を求める読者には概説的に感じられる可能性があります。

本書の装丁風イメージ
書名
悩み・不安・怒りを小さくするレッスン 「認知行動療法」入門
著者
中島美鈴
出版社
光文社(光文社新書)
形式
新書・Kindleあり
難易度
入門

価格・在庫はAmazonでご確認ください

どんな本か

「メールの返信が来ない」といった日常の出来事から、考え方のクセと習慣を自力で見直す方法を説明する入門書です。著者は臨床心理士・公認心理師で心理学博士の中島美鈴。成人ADHD、集団認知行動療法、職場のメンタルヘルスを研究しています。

中心となる考え

軸は認知再構成です。反射的な受け止め方を確かめ、別の見方を検討し、行動を通じて確かめます。不安、パニック、社交不安への対処、怒りの扱い、アサーティブなコミュニケーション、マインドフルネスまで射程が広いのが特徴です。

読みどころ3点

1. 日常例が具体的

大きな事件ではなく、誰にでも起こりうる小さな出来事から思考のパターンを見ます。

2. 技法を段階的に学べる

序章から第12章まで、理解と試行を積み上げる構成です。

3. 悩みを一種類に限定しない

不安、怒り、人間関係など、社会人が抱えやすい複数の困りごとを見渡せます。

留意点と読み方

網羅性が高いぶん、個々の技法を専門的に深掘りしたい中級以上の人には物足りない可能性があります。まず自分に関係する章を見つけ、無理のない一項目だけ試す読み方が向いています。

編集室メモ本評は提供された書誌・内容メモにもとづく紹介であり、実読体験や治療効果を主張するものではありません。

価格・在庫はAmazonでご確認ください